水谷 豊・伊藤 蘭さんら主演の映画「少年H」を観ました。戦争の惨たらしさ、悲惨さをあらためて感じます。言論や思想の自由が奪われ、人と人とが殺し合い、人間が狂気して行く様は本当に恐ろしいものです。
この少年のように生まれ育った環境で、物事の良い、悪いを素直な目線で見ることが出来るのだと思います。もし、このような両親に育てられていなかったら、狂気な時代の流れに洗脳されて物事の良い、悪いの判断が出来なくなってしまうこともあるのだと思います。
8月も下旬、夏も終わる頃になると、忘れてはいけない戦争の映画もテレビで放映される機会が少なくなります。また今、安倍政権では、「特定秘密の保護に関する法律」や「集団的自衛権」の憲法を改正することなく解釈を変えたりしています。
民主主義国家ですから、多くの賛成意見に従って国の行方が決まって行くのは当たり前ですが、少数の言論、思想が封じられる流れになると、この映画のようになって戦争に向かって行くのでは?と心配するのは私だけでしょうか!?