「筆談ホステス~母と娘、愛と感動の25年。届け!私の心~」を観ました。だいぶ前に観たことがある映画で、今回2回目、この映画を観ました。とても感動し、大切なものを再確認しました。
私は五体満足な身体ですが、何か障害を持っている人間の方は、自分自身のその痛みを知っているため心豊かで優しい心を持てるのだと思います。また、その障害を補うために人並み以上の努力で、人並み以上の能力を身につけられるのだと思います。
映画の中で、会社を運営していた経営者が倒産し、耳が聞こえない、うまく声が出ない彼女の温かな思いやりで、筆談によってその男性経営者に再び勇気を与えたシーンには特に感動しました。人間はちょっとした言葉でも、思い遣りのある温かい言葉で人生を変えるパワーがあるのだと思います。
自分も今までの人生を振り返ると、何もかも揃っている状態の時よりも、何かが欠けていてそれを補うために一生懸命な時の方が、良い結果が得られ充実した時間を過ごすことが出来たと思います。