ジュリア・ロバーツ主演の映画、「食べて、祈って、恋をして」を観ました。悩みながら自らを探すために、ニューヨークからイタリア、インド、バリ島と旅をする物語です。
ジャーナリストのエリザベスという女性が、取材先のインドネシア・バリ島で薬療師の老人から「あなたは世界を旅する。結婚は2度。近いうちに全財産を失うが、また取り戻す。いつかバリに戻ってくる」と予言されます。
それから、エリザベスは結婚というものに疑問を感じ、精神的に不安定になってしまいます。自分をみつめることなど殆どなかった。誰かを待つ、何かを待つだけの人生をやりなおしたいと、エリザベスは自分を解き放つべく、1年間の旅に出ます。
イタリアでは、楽しむことに罪悪感を抱くアメリカ人的人生観から解放され、何もしないで、ただ、今を楽しく生きる日々を過ごしていました。
それから続いて、インドのヒンドゥー教のアシュラム(道場)に行き、瞑想の日々を送ろうとしていました。そこで、辛い過去を秘めた男性、テキサスのリチャードと出会い、彼は執着を捨て去ることが心の平和をもたらすことだと、エリザベスに諭していました。
そしてまた、エリザベスはバリ島に帰ってきました。予言の通りになったことを薬療師に伝え、田園のなかに家を借りて、心静かな日々を送っていました。だが、そうした生活はブラジル人男性フィリペと出会ったことで大きく変わることになるというような物語です。
人間はいろいろな人と出会うことで人生が変わるんだなぁってあらためて思いました。また、人間には豊かな自然も必要なのだと感じました。