「生き方」著者:稲盛和夫さんの書籍をおトイレに置いておき、少しずつ読みました。少し読み終えるまで時間がかかりました。
私には特定の宗教、信仰はなく、その内容の話には理解することが出来ない部分もありましたが、とても、人間として大事なことを再確認致しました。
稲盛和夫さんがこの本で仰っていた、日本の昔の時代に持っていた日本人の美しい心、考え方、行動がだんだんとなくなってきていて、そのことに危惧されている内容がちょっと気になりました。
あと、心に残った言葉が「人生も経営も原理原則はシンプル」です。「嘘をつくな」「正直であれ」「欲張るな」「人に迷惑をかけるな」「人に親切にせよ」という人間として守るべき当然のルールが、何か道に困った時の判断基準にすること。です。
もう一つ心に残った言葉です。「一生懸命に働くこと、感謝の心を忘れないこと、善き思い、正しい行いに努めること、素直な反省心でいつも自分を律すること、日々の暮らしの中で心を磨き、人格を高めつづけること、すなわち、そのような当たり前のことを一生懸命に行っていくことに、まさに生きる意義があるし、それ以外に、人間としての「生き方」はないように思います。」