今日、用があり、あるお店に行きました。用を終えてお店を出ようとしたら、お店の外で中に入ろうとしているご夫婦と思しき人がいました。
旦那さんだろうと思われるご年配の男性が、奥様だと思われるご年配の女性が乗った車椅子を押しながら、お店の中に入ろうとしていました。
私はその車椅子のご夫婦が入れるように、入口の横に避けて、その車椅子の方が入るのを待っていました。
すると、急いでいたのでしょうか?店内にいた女性の方が車椅子の前を小走りに歩いて店の外へ出て行きました。
一瞬の出来事だったので唖然としていたら、ご婦人の乗った車椅子を押していた男性が、私にお辞儀をしてお店の中へ入りました。
その後に、私もその男性にお辞儀をしてお店の外へ出て行きました。
多分、このご夫婦の方は、このような経験を多く体験しているんだろうなと思いました。
車椅子で思い出したのですが、以前、実家がある川崎市へ行った時にバスに乗ろうとした時のことでした。車椅子の人がバスに乗ろうとしていました。
バスの運転手さんが車椅子をバスに乗せるレールを車に取り付けたり、車椅子をバスに固定する器具を装着したりしていました。
私はそのバスには乗らないので待っていたら、そのバス停に4台の後続バスが待っていました。バスの乗客の方も手伝っていましたが、車椅子のご本人はみんなを待たせているのがすまなそうに頭を何度もペコペコ下げていました。
時間を計っていませんでしたがかなりの時間が過ぎていました。私は車椅子の人はこんな場面などいろいろな所でこういう恐縮することや、他人の目線が刺さるような体験を多くしているのではと思いました。