私は神様を信じていません。特定の宗教も持っていません。でも、宗教を否定しているわけでもありません。宗教は、私には、皆が幸せに生きるためのガイドだと思っています。
でも今も昔も、宗教間での争いごとは世界中に至る所で起こっているし、オウム真理教のような、カルト的な宗教集団が、同じく世界の至る所で実在していて、平気で他人を傷つける行為を繰り返しています。
何のための宗教かと怒りと遣る瀬無さを覚えます。
私はほとんど宗教に関する書籍を読んだことが今までなかったので、「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」を本屋さんで見かけて購入して読んでみました。
仏教、キリスト教、イスラム教などの宗教の説明やいろいろな話が、いろいろな人のインタビュー形式で書かれていました。
各宗教のいろいろな話で、自分には賛同出来ないところや、考えさせられるところなど多々ありましたが、自分に一番大切で大事なことは、世界中の人々が、お互いを理解し、相手を思いやり、地球環境を汚さないように生きて行くということです。