いつものように本屋さんをぶらぶらしながら見ていると、「しばられない暮らし」著者:井形慶子さんの本のタイトルが私の目に飛び込んできました。
私がなぜこの「しばられない暮らし」のタイトルに惹かれたかというと、私はほぼ100%何かに縛られているという感覚を持っていません。おそらくストレスもほぼ0%に近いかもしれません。
なのでなおさらこのタイトルに興味を惹かれこの書籍を読んでみたいと思いました。この本を読んで、私の考え方と共通なところが多いなと思いました。
また実際に、イギリス人と日本人の考え方の違いなどを、分かり易いエピソードや実例を元に、お金や物に縛られない暮らしのヒントを解説しています。
私は、モノの見方や考え方、見る方向で人生楽しくもなり、つまらなく悲しい人生にもなると思っています。同じ出来事でも、ある人には素晴らしく幸せなことだと思い、ある人は、最悪の出来ごとであると思うでしょう。
また、暮らしの中にちょっとした工夫やアイデアを取り入れると、人生が劇的に変わり楽しく幸せな人生になると思います。
また本の中で、イギリス人と日本人の考え方を比べながらの話が少し極端に私には感じられましたが、日本人の抱えている問題を鋭く突いていると思いました。
私が以前から強く思っていたことも指摘していました。日本は決めごと、制約が多過ぎて、がんじがらめになっていて、自分で何が良いかをする判断が鈍って来ているように、私には感じられます。
例えば、バスなどの優先席。あんなものは本来必要ないと私は思います。優先席がお年寄りの方で埋まっていれば、他のお年寄りが入って来ても席を譲ることが無いケース。こんなことはナンセンスこの上ないと思います。
また、車内が混雑していても、お年寄りがいなく優先席が空いていても誰も座らないケース(そこへお年寄りが来られるまで座ってくれれば車内の混雑が少し緩和されます)。
何でもかんでも規制して、自分の頭で考えて行動する力が日本人には少し弱くなっているように、私は感じます。
最後に余談ですが、この本を読むまでは、イギリス人は古いものを大事にして、ちょっとケチで頑固者というイメージを私は今まで持っていましたが(イギリスの方ごめんなさい!)、少しイギリスが好きになりました。