先日、幼稚園の願書並びのお仕事を致しました。この幼稚園の願書並びの仕事を始めてかなりの年月が経ちました。親御さんの大きな期待がかかっているので、いつもこちらもミスがないように緊張の連続です。
本格登山よりは少ない荷物のリュックサックですが、夜間冷え込んだ場合や、雨が降った場合の為に、それ相当の物が入っているので、結構な重さになります。
幼稚園願書並びの仕事に向かう早朝のこと、重いリュックサックに、折りたたみの椅子を背負い、バス停でバスの来るのを待っていました。すると、私より少し年配の方が、「どちらへ登山に行かれるのですか?」と聞いてきました。
他人が見れば、普通は登山に行くように見えると思います。私は、その方に、「ちょっと、近場へ」と言ってしまいました。仕事のことで考えごとをしていたので、考えごとの続きをしたくてそのように答えました。
すると、その方は山登りが大の趣味らしく、来週、友達と登山に行くことや、登山の道具のことなど色々なことを話し、また私に色々質問してきました。更に詳しいことを聞かれてきたらどうしようかと思っていたらバスが来て、その方と別れました。
いつも毎年、この幼稚園の願書並びが近づくと、もうスタッフが足りなくなり、いつも5~6件のお客様のご依頼を丁重にお断りしています。
ただ、今回、どうしてもと言われる方がいらっしゃって、私が長時間対応することでスタッフの調整を取り、お受け致しました。
それもあり、今回の幼稚園の願書の提出の並び代行で、寒さ、長時間の同じ姿勢の辛さ、緊張感で、今日の朝、終わり帰ってきましたが、かなり疲れました。
でも本当は、このお仕事で報酬を頂いていて言うのも何なのですが、この幼稚園の願書提出の並びの仕事自体が無くなると良いと、私は思っています。
多くの人が、人生の大事な時間を、あまり有意義でない使用方法で、個人個人の無駄な資源を使っているように、私には思えてきます。
遊びや趣味などの為に、この様なことをするのは本人の自由で良いと思うのですが、この時期になると夜はかなり冷え込むし、雨が降ればとても悲惨な状態になります
その様な中、能天気で体だけは丈夫な私は全然問題はないですが、小さなお子さんを持っている若いご夫婦の方や、お孫さんの為に、腰痛や足腰の痛みを堪えて並んでいるおじいちゃん、おばあちゃんを見ると、さらにその思いが私には強くなります。
幼稚園側の事情も、私には理解でします。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの身体を気遣って、出来る限りの対応をしてくれている幼稚園も多くあります。
でも、話し合いで、幼稚園側も、入園を希望している方々にも、良い方法を探し出して、願書ならばなんて仕事がなくなると良いと私は思います。
そして、一番大切な幼稚園に入園される園児の方々が、幼稚園で輝かしく、楽しく、色々なことを学び、自分自身の夢を持って、素敵な人生を持って欲しいと思います!
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