私は色々な国に行った内容の本を読むのが好きです。最近は少なくなりましたが、以前はよく色々な国へ行った時のことを書かれた本や、ヨットや船で世界各地をまわって旅行する内容の書籍をワクワクしながら読みました。
単細胞な脳の持ち主の私は、そういう部類の本を読み始めると、その話の中の現地にタイムスリップして、まるで自分がそこで同じように旅しているようになってしまいます。時々夢を見てしまうことも・・・
いつものように並んだ書籍棚をぶらぶらと眺めながら歩いていると、「南洋からの島語り タヒチからの手紙 坂東眞砂子 毎日新聞社」が、私の目に留まりました。
初めは、タヒチ=サーフィンという考えがあり、その本を手に取ったのですが、実際は波乗りのことは書いてありませんでした。しかし、タヒチの写真がページ内に一定間隔入っていて、それに興味がわいてその本を読んでみることにしました。
この本を読んで色々とタヒチのことを知ることが出来て面白かったのですが、特に印象が残ったのは、タヒチのポジティブな面だけでなく、タヒチのネガティブなところも書かれてあって、特にタヒチのマイナスな知らなかった部分を色々と知ることが出来ました。
この書籍が、「毎日新聞」日曜版連載(2003年10月5日~2004年9月26日)を再構成したものだそうで、今のタヒチがどのようになっているか、タヒチに行ってみたくなりました。