ルーターに不審アクセス  急増、サイバー攻撃悪用か

2014年11月28日

警察庁は27目、一般家庭に広く普及しているネットワーク接続用の通信機器「ルーターをサイバー攻撃に悪用しようとしたとみられる不審なアクセスが急増しているとして、注意を呼び掛けた。

短時間に大量のデータを送り付けてコンピューターの機能を低下させるDDoS攻撃の「踏み台」にするため、セキュリティー対策の甘いルーターを見つけようとしているとみられる。

警察庁によると、同庁が運用する検知器で確認した不審なアクセスは4月中旬~9月中旬は一日平均20~30件。10月下旬には、これまでで最高の1日56件のアクセスを確認した。
ルーターが踏み台にされたDDoS攻撃とみられる件数は4月上旬に1日43件を記録。4月末~5月は一日10件未満に急減したが9月以降は一日に30件を超すこともあり、その後も連日10~30件で推移している。

警察庁の担当者は「利用者が知らないうちにルーターが悪用される可能性かある」と指摘。「製造元などのサイトでルーターの脆弱性の有無を確認し、設定変更が必要であれば実施すべきだ」としている。

日本経済新聞より

お客様よりインターネットのネットワーク設定のご依頼でお伺いすると、多くのお客様がルーターの設定画面にログインする時のパスワードが購入時のままの設定無しになっています。また、ルーターのファームウェアの更新もほとんどの方が行っておらず、購入時のバージョンのまま使用していらっしゃいます。

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