カプセル型ロボットが体内に入って治療

2014年02月21日

日本のロボット業界が新市場の開拓に動いています。これまでは自動車の溶接用など産業用ロボットが中心だったのが、今後は医療や火災救助など幅広い分野で用途が広がろうとしています。

今月7日、都内で科学技術振興機構による次世代医療機器技術の説明会が開かれました。注目されたのが九州工業大学が発表した「自走式カプセル内視鏡」。小指の先の大きさのミニロボットで、無線でカプセルの電磁石を振動させ移動が可能。

従来型は便に出てくるのに10時間程度かかるが、ミニロボなら1時間。画期的なのは小型アームを出して生体組織を採取したり必要な場所で蓋を開けて薬剤を投与したり出来る技術にめどを付けているそうです。豚の腸での実験では成功しているそうです。

近い将来は、オエオエ!言いながら苦しい思いをして、あの内視鏡カメラのコードが喉を行き来し終えるのを、早く終われと願いながら待たなくてもよくなるかもしれませんね・・・!?