新型コロナウイルスに乗じた犯罪にご注意

2020年04月19日

金融庁が、新型コロナウイルスに乗じた次のような犯罪について注意を喚起しています。手口を知り被害に遭わないよう注意しましょう。

◇不正送金
・目的:ATMからの振り込み
・手段:電話
・手口:労働局職員を騙り「新型コロナウイルス対策で助成金が出る。マスクも送付する。手続きのために口座を登録してほしい」などと誘導。

◇個人情報などの詐取
・目的:クレジットカード情報等の個人情報の搾取
・手段:メールやSMS
・手口:「マスクを無料で送付する」「マスクを購入できる」という旨のメッセージ内のURLから、偽サイト(フィッシングサイト)に誘導。

◇違法な貸付け
・目的:違法貸付け
・手段:SNSやwebサイト
・手口:貸金業法上の登録を受けていない業者が、「コロナでお困りの方へ」などと勧誘し、個人間での融資を装ったり、給与の買取りをうたい、法外な利息の違法貸付けをする。

◇融資のあっせん
・手口:政府系金融機関や民間金融機関による新型コロナウイルス対策融資のあっせんなどをうたい、高額な手数料を要求する。

◇不審に思ったら
・警察に相談する(最寄りの警察署または全国統一番号の警察相談専用電話「#9110」)
・金融庁金融サービス利用者相談室に相談する