心を健康に保つためには?
心を健康に保つために必要な条件を挙げました。自分に欠けているものをチェックしてください。それが、心の健康を回復し、心を強化するための鍵になると思います。
1.十分な睡眠
2.十分な休養
3.身体の健康
4.ストレスを発散する方法をもっている
・趣味、遊び、運動、おしゃべり、瞑想、昼寝など
5.自分だけのための時間をもっている
6.家庭、職場、学校、近所付き合いなどで、良い人間関係が維持できている
7.信頼できる人が一人でもいる
8.困った時、帰っていける場所がある
・故郷、実家、親戚、友人など
9.バランスがとれている
・仕事と遊び、仕事と休養、知的作業と運動、緊張とリラクゼーションなど
10.自分自身の幸福(成長)だけでなく、社会全体の幸福(成熟)も追求している
≪心の内面の問題≫
1.心にゆとりがある
2.希望(夢、生きがい、目標)がある
3.心に柔軟性がある
4.心に復元性がある
・自分を見失わない。
・動揺しても、本来の自分に戻れる。
5.プラス思考ができる
・物事のプラスの側面(良い側面)に目を向けられる。
・どのよう出来事の中にも、自分にとってプラスの意味を見つけられる。
・未来に対して楽観的である。
6.心のバランスがとれている
・ 思考と感情、理性と欲求、自信と謙虚さ、真面目さとユーモア感覚、現実感と理想、利己主義と 協調性など、対立する要素間のバランスがとれている。
7.内なる敵と対決している
・マイナスの感情・・怒り、恨み、憂欝など
・マイナスの性格・・悪の衝動、攻撃性、嫉妬心、傲慢さ、冷酷さ、無神経さ、弱さ、ずるさなど
・マイナスの行動パターン・・暴飲暴食、不摂生、嗜癖、怠惰など
・ マイナス思考・・物事のマイナス面ばかりに目を向ける。何でも悪い方に解釈する。未来を悲観 的に予測する
・否定的な思い込み(ゆがんだ信念、固定観念)・・例「世の中はお金がすべてである」
・否定的な自己イメージ・・例「自分は人より劣っている」
・コンプレックス・・容姿、才能、家柄などに対する劣等感コンプレックス
・トラウマ・・心的外傷体験、傷ついた過去の記憶
8.自尊心が保たれている
・自分自身を正当に評価できる。
・自信がある。
9.信頼感が保たれている
・自分自身に対して基本的な信頼感がある。
・他者や世界全体に対して基本的な信頼感がある。
・自然(宇宙、神)に対して感謝の気持ちや謙虚さがある。
・信仰心がある。
10.愛がある
・自分自身が好きである。
・誰かを真剣に愛している。
・欠点を含めて、ありのままの自分と他者を受容できる。
・大いなる存在の愛に包まれていることを自覚している。
参考:心の健康法
心って何? | 健康な心の状態とは? | 心を健康に保つためには? | 神病疾患とは、どんな病気?